MT4のEAは基本的に24時間稼働させっぱなしにしなければいけません。パソコン上で稼働させている場合は、パソコンの電源が落ちないようにする必要があります。スリープにならないように設定もしておかなければなりません。スリープは実質電源が落ちているのと同じ状態です。パソコン自体の電源が入っていれば、モニターオフは大丈夫です。MT4自体が起動中になっている状態であれば、EAは24時間稼働してくれます。
MT4をパソコンで稼働させる場合は、思わぬタイミングで電源が落ちてしまうリスクがあることを念頭に置いておいてください。たとえば台風や雷の停電です。ノートパソコンでバッテリーがあるのであれば数時間は問題なく稼働しますが、デスクトップタイプであれば急に電源が落ちてしまうとEAも突然停止してしまいます。予期せぬタイミングでEAが停止するとロジック通りにトレードできず損失に繋がる可能性があります。少額であれば大きな損失にはならないかもしれませんが、大きな額でトレードしていたりハイレバレッジの場合は損失が膨らんでしまいます。
またWindowsの自動アップデートを有効にしていると、知らないタイミングでパソコンの電源が落ち再起動となっていることもあります。その場合は、MT4も停止してしまうため、こちらも自動アップデートを無効にしておかなければなりません。
パソコンの電源落ちのリスクを失くすためには、MT4のEAはVPS上での稼働が最適です。VPSは月額料金がかかってきますが、24時間パソコンを立ち上げておくのにも電気代がかかります。またFX会社によっては特典で、無料でVPSの提供を行っているとこもあります。VPS会社がキャンペーンを行っておりお得に契約できることもあるので、MT4のEAをお使いの方はVPS上での稼働を検討していみてください。